日本の森林の特徴

日本は、森林面積が2,512万haと、国土の約2/3を占める世界有数の緑豊かな森林国です。そして、山地・山脈が多く占める国土は、南北に長く標高差も大きいことから多様な気候帯に包まれており、地域の気候・風土に合わせて多彩な森林が形成されています。また、日本は非常に地形が急峻であるとともに降雨量が多いことから、私たちは遠い昔から自然災害を防ぐために森林を治める一方で、賢く守り育てることで、森林が生み出す多様な恵みを活かしながら暮らしてきました。ここでは、私たちの暮らしを支える森林のさまざまな機能を紹介します。

日本の森林面積とその構成

日本の森林面積は2,512万haで、国土の約67%を占めており、この割合は40年以上も維持されてきています。構成は、主に原生林、二次林、人工林の3つ。原生林は、収穫のための人為的な伐採や、風水害や山火事などの自 然災害を被ることなく成長し、自然の力で形成された森林を指します。二次林は、人為的あるいは自然災害などによって撹乱を受けた跡に、伐採木からの萌芽や土中に残った種子などから樹が芽生え、自然の力によって樹木が生長して形成された森林を指し、いわゆる里山や雑木林と称される森林もこの二次林にあたります。人工林は、建築用材等として利用することを目的として、主にスギ、ヒノキ、カラマツなどの針葉樹を中心に(広葉樹の場合もあります)、苗木の植栽から下刈り、枝打ち・間伐などと定期的に人の手を入れながら更新・育成させた森林で、日本の森林の約4割を占めています。

※注:原生林と二次林をまとめて天然林と称する場合もあります。

日本の森林の所有形態と資源の蓄積の推移

日本の森林は、個人や企業などが所有する私有林が森林全体の58%、一方で国有林が31%、自治体等の所有する公有林が11%となっています。このことから、多くの個人や企業等の森林所有者の努力によって日本の森林が守り育てられるとともに、その努力によって生み出される様々な森林の機能の恩恵を私たちは享受しているといえるのです。また、日本の森林資源の蓄積は、昭和41年の約2倍にあたる40億㎥と着実に増加を続けており、特に人工林の蓄積は約3倍以上となっており、40年を越える歳月がかけて森林を守り育ててきた結果、「森を育てる」時代から「木を使う」時代を迎えることができる状況になっていることが分かります。

資料:林野庁業務資料 注:合計と内訳の計が一致しないのは、四捨五入による

資料:林野庁業務資料 注:合計と内訳の計が一致しないのは、四捨五入による

日本の人工林は、植林から間伐の段階に

日本の森林は、個人や企業などが所有する私有林が森林全体の58%、一方で国有林が31%、自治体等の所有する公有林が11%となっています。このことから、多くの個人や企業等の森林所有者の努力によって日本の森林が守り育てられるとともに、その努力によって生み出される様々な森林の機能の恩恵を私たちは享受しているといえるのです。また、日本の森林資源の蓄積は、昭和41年の約2倍にあたる40億㎥と着実に増加を続けており、特に人工林の蓄積は約3倍以上となっており、40年を越える歳月がかけて森林を守り育ててきた結果、「森を育てる」時代から「木を使う」時代を迎えることができる状況になっていることが分かります。

資料:林野庁業務資料

資料:林野庁業務資料