企業の森づくりサポート制度

全国各地で提供されている、 特色ある「企業の森づくり」サポート制度を、都道府県別にご紹介します。

静岡県 しずおか未来の森サポーター

紙を活用して森とつながる「ふじのくに森の町内会」

地域と森林の特色

表情豊かな森林資源を、みんなで次の世代に引き継ぐ

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日本を代表する富士山をはじめ、大井川源流に広がる3,000m級の山々が連なる南アルプス、天竜美林など、「ふじのくに」静岡県には表情豊かな森林資源があります。県土の約64%を占める森林は木材の提供のほか、CO2吸収機能、山地災害防止機能、保健休養機能など数多くの恵みを私たちに与えてくれます。

静岡県では、豊かな森づくりを社会全体で支える仕組みとして「ふじのくに森の町内会」を「しずおか未来の森サポーター制度」のメニューとして、平成21年10月からスタートしました。また、県内各地で多くのボランティア団体、企業、行政などが力を合わせて「森づくり県民大作戦」として森づくり活動を実施するなど、みんなで森林を守る取り組みを行っています。

企業の森づくり

フルオーダーの森づくりをご提案~「しずおか未来の森サポーター」~

平成18年から始まった「しずおか未来の森サポーター」は、CSR活動として森づくり活動を希望する企業の皆様を積極的に支援する制度です。協定による活動では公有林等の「森林整備サポーター」、「森林環境教育サポーター」、「森づくり団体・緑の少年団の活動サポーター」など多様な参加のメニューをご用意しており、さらに「協定によらない活動」もあります。企業の様々なご要望にお応えできるフルオーダーの森づくりを、県がしっかりサポートいたします。

活動実績に対しては、協定に基づく取組内容(資金による貢献[Smile1]、労力による貢献[Smile2]、地域との連携[Smile3])に応じて「Smileラベル」と認定証の発行および表彰を行っています。また、実際の活動面積に応じて参考値としてCO2吸収量を算出し認定します。

紙を使って森づくりを応援する新メニュー 「ふじのくに森の町内会」

搬出されたプロジェクト第1号の間伐材

搬出されたプロジェクト第1号の間伐材

「ふじのくに森の町内会」は間伐促進費を上乗せした紙を購入することで、間接的に森づくりに貢献できる取組です。

スギやヒノキの人工林では森林の多面的機能を維持するために適切な間伐が必要です。しかし、近年では林業の担い手不足などから間伐が行き届かない森林がたくさんあり、さらに木材価格低迷などから、間伐されても木材が資源として活用されず林内に放置されているのが現状です。そのため、間伐はもちろんのこと、間伐材の利用についても推進していくことがとても重要になってきます。

こうしたことから静岡県では、林内に放置される間伐材の搬出に不足する費用として、通常の紙代に15円/kgを上乗せしご負担いただく『ふじのくに森の町内会「間伐に寄与する紙」』をご用意しました。この紙をCSRレポートや事業報告書などの印刷物に使うことで間伐材の搬出に貢献いただけます。15円/kgは県内の製紙会社が、使用いただいた紙と同重量の間伐材(搬出された未利用材)を受け入れるときに山元に還元されます。また、「間伐に寄与する紙」を使用した印刷物には、『ふじのくに森の町内会「間伐に寄与する紙」』のロゴマークを使用いただけますので、企業等のCSR活動のPRにも活用が可能です。

これまでの「植える」「育てる」だけでなく、「活用」することにより、同時に誰もが参加できる森づくりです。平成29年3月末現在で79社が「間伐に寄与する紙」を使用いただき、山に捨てられていた木材が搬出され、資源として活用されました。

取り組みの事例

(株)静岡リビング新聞社

これまでに、自社主催のコンサートを実施し、県内森林の整備や森づくり団体への支援を目的にコンサート収益金や募金等社内活動による寄付金を(社)静岡県緑化推進協会(現、公益財団法人 静岡県グリーンバンク)へ寄付いただきました。また、県中部の各家庭等に配布されているフリーペーパー「リビング静岡」に森づくりの特集記事を掲載し、その重要性を広くPRしてくださいました。

企業の皆様へ

静岡県では、企業・NPO・行政が出会う「静岡県森林CSRフォーラム」を開催するなど、企業の森づくりを積極的に支援しています。「ふじのくに森の町内会」に参加いただくと、日常の企業活動の中で「間伐に寄与する紙」を使えば使うほど県内の森林の整備に貢献いただけます。多くの新たな企業に参加してもらうことで、静岡県の森林を未来につなぐ大きな力となります。より参加のしやすい制度を目指しておりますので、ぜひお問い合わせください。

制度概要

※平成29年3月31日現在

● 制度の名称:
「しずおか未来の森サポーター」
● 制度導入年:平成18年
● 対象森林:
県有林、市町村有林、私有林
● 協定期間:
定めなし
● 協定締結状況:40社
(+協定によらない「ふじのくに森の
町内会」企業79社)
● 評価制度の概要:
○前年度の活動に基づく認定ラベルの
交付と認定証の発行
● その他支援概要:
活動に対する指導・助言、指導者や活動フィールド等の
紹介、活動内容の広報

お問い合わせ先

<行政>
静岡県 くらし・環境部 環境ふれあい課 自然ふれあい班
● 〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9-6 県庁西館6階
● TEL:054-221-2664
● FAX:054-221-3278
● E-mail:fureai@pref.shizuoka.lg.jp
● ホームページ:http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-080/mori/index.html

<民間>
ふじのくに森の町内会事務局(森の町内会「間伐に寄与する紙」)
● 住所:〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町44番地の1 静岡県産業経済会館7階
(公益財団法人 静岡県グリーンバンク内)
● TEL:054-273-6987
● FAX:054-255-6495
● E-mail:s-bokin@greenbank.or.jp
● ホームページ:http://www.greenbank.or.jp/

公益財団法人 静岡県グリーンバンク
● 住所:〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町44番地の1 静岡県産業経済会館7階
● TEL:054-273-6987
● FAX:054-255-6495
● E-mail:s-bokin@greenbank.or.jp
● ホームページ:http://www.greenbank.or.jp