新たな活動のはじめ方

自治体のイベントに参加する

イベントをさがそう

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多くの地域で「市民参加の森づくり」として、気軽に参加できる森林ボランティアイベントを実施しています。都道府県や市町村の森林・林業関係機関にお問い合わせください。また、環境関係の部署が里山保全活動に取り組んでいたり、建設関係の部署が都市近郊緑地や都市公園において取り組んでいる場合もあります。
▼都道府県緑化推進委員会の支援窓口へ

国有林のイベントを探そう

国有林では、「森林倶楽部」や「木の文化を支える森づくり」などの取り組みを行っています。
地域によっては、「自然休養林」や「レクリエーションの森」での活動を支援している場合もありますので、森林管理署などにお問い合わせください。
▼国有林の窓口へ

森林ボランティア団体のイベントに参加する

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煙害跡地での森林づくり(栃木県足尾)

煙害跡地での森林づくり(栃木県足尾)

全国で1000を超える市民団体が森林ボランティア活動に取り組んでいます。何気なく通り過ぎていた団地周辺の雑木林や裏山といった身近な場所で、森林ボランティアとの出会いがあるかもしれません。
また、森林ボランティアは水源地域の森林づくりから、登山・ハイキングコース周辺の景観整備、あるいは観光地や景勝地周辺の森の手入れなど、様々なところで活動をしています。
居住地付近に限らずに、視野を広げて森林ボランティア団体との接点を探してみませんか。

▼森林ボランティア団体一覧へ
▼「里山における保護・ふれあい活動事例集」(環境省)へ

また、都道府県ごとに設置されている「緑化推進委員会」は、地域の森林ボランティア団体の活動を支援しています。

森林公園、県民の森などのイベントに参加する

森林でのキャンプ

森林でのキャンプ

「森林公園」や「県民の森」に訪れたことがある方も多いでしょう。かつてキャンプやハイキングを楽しんだそんな場所も、森林ボランティア体験を始める絶好のフィールドです。多くの施設で「森林ボランティア体験」あるいは「林業体験」といったイベントが行われています。
▼「全国の森林総合利用施設情報」(全国森林組合連合会)

都市近郊では、「市民の森」、「緑地公園」などで里山や雑木林の保全活動を実施している場合も多いので、こちらにも問い合わせてはいかがでしょう。
▼「都市緑化データベース」国土交通省(緑地保全地区、市民緑地、緑地協定などの情報)

森林づくりのあり方を考える

「森林づくりの計画」づくりに参画する

森林にはさまざまな姿があります

森林にはさまざまな姿があります

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日本の森林政策づくりは、多くが行政関係者、林業関係者、森林所有者等によって行われてきました。しかし、森林の環境保全機能やレクリエーション機能に対する社会的な評価が高まっていくなかで、下流域の住民も参加しての政策づくりが望まれるようになってきました。また、森林での実践活動を行っている市民団体やNPO団体が、ある地域の「森林計画づくり」に提言したり、参加したりすることも増えてきました。

そのような動きは、1980年代に続出した奥地天然林の保護運動を発端として、年々広がりを見せているようになっています。そして、群馬県三国山地に位置する利根川上流域の赤谷川周辺の、「緑の回廊三国線」が設定されてきた国有林約1万haでは、「赤谷プロジェクト」として「関東森林管理局」、「(財)日本自然保護協会」、「赤谷プロジェクト地域協議会(地元関係者で構成)」の三者が協定を締結する取り組みが始まりました。関東森林管理局が森林施業や管理に必要な調査を実施、自然保護協会は生物多様性保全に向けた研究や環境教育の実施(すでにサポーターチームが組織化)、地元関係者がこれに参加・支援することになっており、市民参加による国有林管理の姿として注目されています。

「森林政策づくり」に提言・参画する

1990年代に入り「国民参加の森林づくり運動」に代表される、市民参加によって森林を守り育てるシステムづくりの模索も始まっています。

そこで、実践活動で培った知識をもつ森林ボランティア(市民)の視点を活かして、市民の視点に立った制度・政策づくりに向けて提言したり、検討の舞台に参加するケースが増えています。

たとえば、全国レベルの制度・政策への提言としては、1996年11月に森林ボランティア団体、林業家、学識経験者等のメンバー等が集って発足した「森づくり政策市民研究会」(事務局・森づくりフォーラム)があります。ここでは、37年ぶりに改正されることとなった「林業基本法」(現「森林・林業基本法」)の改正に向け、議論を重ねながら三次にわたって政策提言を行ってきました。

また、愛知県の東三河地方の豊川流域で、流域を単位とした循環型社会の構築を会則に掲げる「穂の国森づくりの会」は、「森づくりプラン推進部会」を設けて、流域の森林の保全について「穂の国森づくりプラン」と題した政策提言を行ってきました。

あなたの声を

最近は、国や地方自治体が新たな法律や計画を策定するときには、ほとんどの場合「パブリックコメント」という、一般の人々から意見を募集し施策を策定する上での参考とする取り組みが広がっています。

林野庁や環境省のホームページ、あるいは都道府県のホームページなどを見ると、様々な「パブリックコメント」の募集が行われています。これに意見を提出したり、自分たちで地域の森林政策を検討し提言してはどうでしょうか。

市民ならでは視点で、これからの森林のあり方を検討するプロセスに参加してみませんか。

新たな森林づくりや木材利用を考える

原木市場

原木市場

循環型社会をつくる重要な資源として森林や木材が期待されています。一人ひとりの生活の中から生まれるアイデアが、新しい森林づくりや木材利用につながります。また、市民団体やNPOには、多彩な視点や技術をもった仲間たちが、同じ思いを抱いて集まっています。そんな仲間が集まるからこそ生まれるアイデアがあるはずです。
新たな出会いによって生まれた“森づくり”や“木づかい”のアイデアが、森林を活かし、育む力になります。

イベントプログラムを考える

グリーンカレッジでは、森林ボランティアについて総合的に学ぶことができます(写真・森づくりフォーラム)

グリーンカレッジでは、森林ボランティアについて総合的に学ぶことができます(写真・森づくりフォーラム)

森林と触れ、森林と親しみ、森林を学ぶ人をサポートする様々な指導者資格があります。

また、森林に触れあい学ぶためのプログラムも、参加者層やフィールドや目的に応じて、さまざまな団体によって開発されています。

資格名/団体名 所在地
「森林インストラクター」「森林活動ガイド」全国森林インストラクター会 東京都文京区
「グリーン・セイバー」(NPO)樹木・環境ネットワーク協会 東京都新宿区
「エコ・サーバー」(NPO)JUONNETWORK 東京都杉並区
「樹木医」、「樹木医補」日本樹木医会 東京都文京区
「自然学校指導者」日本環境教育フォーラム 東京都新宿区
「ネイチャーゲーム指導員」日本シェアリングネイチャー協会 東京都新宿区
プログラム名/団体名 所在地
「子ども樹木博士」子ども樹木博士認定活動推進協議会 東京都文京区
森の子くらぶ活動プロジェクト 東京都千代田区
「緑の少年団」全国緑の少年団連盟国土緑化推進機構 東京都千代田区
「ツリー・クライミング」Tree
Climbing Japan
埼玉県 桶川市
「森の“聞き書き”甲子園」森の“聞き書き”甲子園実行委員会国土緑化推進機構 東京都新宿区
「森の名手・名人100選」もりのくに・にっぽん運動国土緑化推進機構 東京都千代田区

)団体の会員となる。団体に寄付する。

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広域的に活動する団体、身近な森林で活動する団体、放置林を再生する団体、生き物の生息環境づくりに力点をおく団体、子どもたちへの環境教育や体験活動を行う団体など、その形態は多彩です。

実践活動を進める団体では、その地域に暮らしている方々の応援が心強い支えになります。

地道な活動を進めている団体を支えるためにも、あなたの興味・関心にあわせて、会員になったり寄付をするなどで、身近な森林を守り育てている団体を応援してみませんか。

▼森林ボランティア団体一覧へ

緑の募金

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「緑の羽根」は、1950年以来、身のまわりの緑化や緑化思想の高揚に大きな役割を果たしてきました。森林や緑は「人類共通の財産」との認識が高まるとともに、「自ら守り育てる」取り組みが大きな潮流となっています。こうした緑に対する思いを募金に結集していこうと、「緑の羽根」の基本理念を発展させて「緑の募金」法が1995年4月にしました。

「豊かな森林を継承していくために、何かできることをしたい」
「森林ボランティアを応援したい」
「なかなか森林に足を運ぶことができないが、何らかの形で森づくり活動を応援したい」

緑の募金は、「汗」によるボランティア活動を支援し、「知恵」によるボランティアの活躍の舞台をつくるなど、様々な形で関わる緑のボランティアの仲間たちをつないでいます。

▼「緑の募金」サイトへ
▼都道府県緑化推進委員会の「緑の募金」窓口へ

募金を呼びかける

緑の協力員

緑の募金の趣旨に賛同し、広く活動を支援する方々に対して、「緑の協力員」として登録していただき、ともに「緑の募金」を呼びかけ、その輪を広げていく仲間を募る仕組みをつくっています。

多くの人々の思いが集まれば、さらに大きな力になります。

▼「緑の募金」個人・団体で募金の輪を広げるページへ