
未来へ引き継ぐ、みんなで育む豊かな森林
地域と森林の特色![]() やまぐちの森林と人との関わり山口県の森林は、古くは鎌倉時代の俊乗坊重源による奈良東大寺再建のための用材として、また、毛利氏時代には、防長四白(米、塩、紙、ろう)政策により肥料、燃料、原料として利用されてきました。明治時代に入ると、国有林の払い下げを求めた一大県民運動が展開され、その結果、本県の森林所有形態の特徴である、国有林が少なく大規模所有者の少ない零細分散型の私有林が大半を占める所有形態となりました。 100年先を見据えた「やまぐちの森林づくり」山口県では、平成16年3月に、県民の皆様との協働の下に、本県の豊かな森林を次世代に引き継ぐことを目的とした「やまぐち森林づくりビジョン」をお示しし、また、荒廃森林の再生などを支える財源として、平成17年4月に「やまぐち森林づくり県民税」を導入しました。 企業の森づくり利水企業による森林づくり![]() ● 水源林整備推進事業
山口県では、森林の持つ水源のかん養、山地災害の防止、地球温暖化の防止等の多面的機能を持続的に発揮させるため、健全で多様な森林づくりに取り組んでいます。
特にダム上流の水源地域においては、きれいな水の安定的な供給を図るため、山口県企業局の行う工業用水道事業及び電気事業に関係する企業(利水企業者)から協力をいただき、ダム上流の間伐を補助する「水源林整備事業」を実施しています。 <実施の概要> 事業名:造林事業(水源林整備推進事業) 実施主体:森林組合、森林所有者等 補助率:65%(国30%、山口県20%、山口県企業局15%) 実施面積:平成20年度はダム上流で858haの間伐を行いました。 ![]() ● 水を守る森林づくり推進事業
山口県では、平成11年度から上流市町の森林・林業関係者と利水企業者が連携して、森林づくり活動を実施しています。具体的には、利水企業者の社員や森林組合職員、県・市町職員、森林ボランティア等が一緒になって、枝打ち、除伐、間伐作業など森林整備に取り組んでいます。
平成20年度は、6地区の利水企業88社が参加、3.90haの森林を整備しました。 取り組みの事例● 住友大阪セメント(株)による森づくり
![]() 平成19年12月に住友大阪セメント(株)は、創立100周年記念事業の一環として、美祢市秋芳町の秋吉台家族旅行村において、風倒木等で荒廃した森林の再生事業に取り組んだ。内容は以下のとおり。
<事業の概要> 実施場所:秋吉台家族旅行村(美祢市秋芳町大字秋吉) 実施期間:平成19年から平成21年までの3ヵ年間 整備面積:0.4ha 取組内容:風倒木の伐採・除去、イロハモミジ等広葉樹400本の植樹、下刈等 経費負担:必要な経費は全て住友大阪セメント㈱が負担 協定等:住友大阪セメント㈱と土地所有者の町、森林を管理する地元森林組合と森林保全活動に関する覚書を締結。 企業の皆様へ山口県では、水や空気の源であり、また、CO2吸収源として地球温暖化防止への貢献など、限りない恵みを私たちに与えてくれている森林の再生に向けた取り組みをすすめています。企業の皆様のご協力をお待ちしています。
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