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花と緑の島、亜熱帯の森で地域と共に護り伝える生物多様性

「活動メニュー」森づくり(植林) 「活動メニュー」環境教育(観察・学習等) 「活動メニュー」環境教育(子ども等の体験活動等) 「活動メニュー」地域交流 「現地コーディネート」出先事務所 「現地コーディネート」市町村 「現地コーディネート」森林組合等 「PR支援メニュー」調印式 「PR支援メニュー」看板設置 「PR支援メニュー」情報発信(広報誌・WEB等)

地域と森林の特色


石垣島の玉取展望台と潮害防備保安林

命を守り育む亜熱帯の森

日本列島の中でも特徴的な歴史と自然環境を背景にしている沖縄。亜熱帯気候に属するこの県の森林のうち、約70%を占める天然林の多くが、本島北部の国頭村、大宜味村、東村をはじめとした地域に分布しており、やんばるの森として愛されています。この地域はヤンバルクイナなどの動植物の多様性と、特異な希少性が世界的にも知られています。
 一方、去る大戦で激戦地となった沖縄本島中南部地域では、ススキ、ギンネム原野となって荒廃したまま放置されている地域が一部に残されています。また、夏から秋にかけて上陸する台風に悩まされる離島の多くでは、フクギ・テリハボクなどを植えた防風林が人間の手によって育てられ、木々が、まさに人々の暮らしと命を守っています。
 沖縄の森づくりにおいては、これら地域ごとの事情にあった手法が求められており、企業の森づくりとも連携していきたいと考えています。



やんばるに広がるイタジイ

全島緑化県民運動「『一島一森(いちしまいちむい)』で
花と緑の美ら島(ちゅらしま)づくり」

沖縄県においては、平成20年から3年間にわたって、「『一島一森(いちしまいちむい)』で花と緑の美ら島(ちゅらしま)づくり」をスローガンに、「全島緑化県民運動」を実施しています。「島」とは、沖縄の方言で、「村落」「地元」など、自分たちが親しみのある大きさの地域の単位を表すことから、当県民運動は、1つの地域に、1つ以上の森づくり活動を推進することをめざしている、全県を挙げての緑化運動です。
 各地域においては、県の補助制度などを活用し、地域住民主体の活動が活発に展開されており森と人のネットワークが育ちつつあります。宮古島で主に防風林を育てる活動をしてきた「美(か)ぎ島(すま)宮古グリーンネット」や、石垣島の「NPO花と緑の石垣島」などのボランティア団体、企業の森づくりに積極的に取り組む沖縄電力株式会社まで、多くの地元の参加者がネットワークに参加しています。


森と海の恵みに抱かれたる島々

もちろん沖縄では、琉球文化をはぐくんだ温暖な気候と、自然資源を活かした、農山村と漁村の「グリーン・森林・ブルー」ツーリズムが充実していることはいうまでもありません。例として、標高300〜500m前後の森林から海を望むことができる国頭村の森林セラピー基地は「命薬(ぬちぐすい)の森」と名付けられ、まさに原始からの癒しを感じられる場所です。やんばるの森だけでなく、海に囲まれた島に森を有し、海と森の恵みをまさに実感できる沖縄は、日本の中でも稀少な場所であると言えるでしょう。
 勇壮な樹枝として名高く、県木に指定されているリュウキュウマツは、街路樹や防風樹としても古くから植栽され、琉歌にもよく歌われていることでも知られ沖縄を代表する在来樹木です。材としてもその木目は美しく、2000年のG8九州・沖縄サミットでの首脳会議で使われたテーブルにも提供されました。



企業の森づくり

取り組みの事例


「残波しおさいの森」植樹活動
沖縄電力株式会社「残波しおさいの森」
読谷村の残波岬に面した旧米軍射爆場跡地を「郷土の森」に復元する活動を実施しています。企業、県、市町村が一体となってワーキングチームを結成し、活動の方向性についてさまざまな角度から話し合いを重ねる体制を築きました。社員と地元住民が協働で植樹活動を実施し、約4.2haに在来の樹種を約6万5000本植栽しました。さらに、地域の小学校の要望を受けて、環境教育の場としても活用しました。海岸沿いの厳しい自然環境の中、平成16年から5年間にわたって植樹活動を継続し、植樹の方法に検討を重ねながら地道な活動を進めてきました。引き続き平成23年3月まで3年間にわたる維持管理活動を行う計画です。現在では、少しずつ森の様相を呈してきており、生物多様性を育む「郷土の森」に生長することが期待できます。


企業の皆様へ

美ら島の美ら森を、日本の宝として守り、育てる、森づくり活動へ。北部の貴重な生態系を維持するための育樹を中心とした豊かな森づくり、中南部の荒廃原野の植樹、離島の防風林整備のいずれも、沖縄の森づくりには地域住民の協力が欠かせません。地元の文化の一部として大切に伝えられてきた森を護り、さらなる緑化を進める森づくりの活動に取り組んでいただける、多くの企業の皆さんのご参加をお待ちしています。



制度概要平成22年11月8日現在
制度の名称:「企業の森づくり」
制度導入年:平成16年
対象森林:市町村有林など
契約年数:個別に検討
協定締結状況:4社
評価制度の概要:なし
実施体制・枠組み
お問い合わせ先
行政
沖縄県 農林水産部森林緑地課 緑化推進班協定に基づく森づくりNPOとの協働緑の募金
住所:〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
TEL:098-866-2295
FAX:098-868-0700
E-mail:aa048210@pref.okinawa.lg.jp
ホームページ:http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=136

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