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企業の森づくり サポート制度 詳細

信州の森で、充実した地域交流のメニュー

「活動メニュー」森づくり(植林) 「活動メニュー」森づくり(間伐) 「活動メニュー」環境教育(観察・学習等) 「活動メニュー」環境教育(子ども等の体験活動等) 「活動メニュー」地域交流 「活動メニュー」間伐材等利用 「現地コーディネート」出先事務所 「現地コーディネート」市町村 「現地コーディネート」森林組合等 「現地コーディネート」NPO 「PR支援メニュー」調印式 「PR支援メニュー」看板設置 「PR支援メニュー」情報発信(広報誌・WEB等) 「PR支援メニュー」定量評価(CO2等)

地域と森林の特色

長野県は言わずと知れた森づくり先進県。企業の森の取り組みにおいても、森づくりをきっかけに、企業と地域が多面的に交流を深めている事例が数多くあります。ここではそうした長野県独自の“地域交流のメニューづくり”に関して、具体的な事例も交えながら、ご紹介させていただきます。地域交流から発展して、将来的な地域振興にまでつながる森づくり。そうした取り組みが、CSRとしての価値を一層高めるのではないでしょうか。


企業の森づくり

長野県の森林づくりの特徴

平成15年度からはじまった「森林(もり)の里親促進事業」。県有林、市町村有林、私有林など民有林全般を対象にした取り組みで、平成22年1月現在で40社が契約しています。平成21年度からは、CO2認証制度もスタート。木質ペレットストーブによるカーボンオフセットシステムも平成21年12月に全国に先駆けてJ-VER制度に登録されました。
 長野県の森づくりの特徴としては、企業のニーズに応じて作り上げていく“地域交流のメニューづくり”が充実していることがあげられます。それを下支えしているのが、地域が主体となった森づくりを促進する『長野県ふるさとの森林づくり条例』です。この条例によって地域が主体となった活動を促進する基盤が整えられました。そして、それを実現していく体制として、他県と比較しても充実した県の現地機関事務所の林業普及指導員(AG)の存在があります。地域の森林計画立案から森林環境教育支援など、幅広くAGがタッチしているので、マッチング後も、継続的なフォローアップがなされて、地域と連携した多様な取り組みへと成熟しているといえます。
 また地域風土として、「森林セラピー」による社員の健康づくりや、保養施設周辺での活動などといったメニューも可能なのが、観光地・保養地が多い長野県ならではの特徴でしょう。36市町村が参加した「長野県グリーン・ツーリズム協議会」により、こうした点での取り組みを、面での取り組みへと広げていこうという構想もあり、都市農村交流の面でもますますの発展が期待できます。
 さらに、地理的な特徴として、東京、名古屋、大阪からもアクセスしやすいので、企業事業所間の交流としての活動も行いやすいということもメリットです。


企業のニーズに応じた多様な事例

企業のニーズに応じて地域の方々とともに作り上げてきた事例として、具体的にいくつか紹介させていただきます。
 まず、森林セラピーで有名な信濃町にある「TDKラムダの森」。最初は社有林の整備からはじまった森林(もり)の里親契約でしたが、福利厚生の一環として森林セラピーを活用していく中で、そのフィールドとなる町有林の森林整備支援に契約を拡張。さらには20連泊を越える社員研修が行われるなど、年々交流が深まってきています。また、TDKラムダの森は、その時々に応じて本当に森に必要な整備をしてほしいからという理由で、森の番人「森番」に森林整備計画を全面委託しています。こういったことが可能なのも、企業と地域、そして県との間の信頼関係がベースにあるからといえるのではないでしょうか。



原村の「JOMOあゆみの森」の場合も年々企業と地域の交流が深まっている事例です。最初軽い気持ちで参加していた社員が、だんだんマジで森林整備をしたくなってはじめた「マジボラ」。夏にはマジボラ、春秋は地域との交流など楽しみも取り入れた活動をしています。
 また、捨て置かれた間伐材を参加した社員に見せたところ、「この間伐材をなんとか使えないか」という声が。その後、実際に間伐材を運び出す際の運搬費用を支援して、3.9ペーパーを使った絵本を制作する、というアクションにつながりました。
 野沢温泉村のデサント「ホールアースの森」では、ノベルティに間伐材の箸を使ったり、店舗の内装に間伐材を使ったり、顧客の環境教育の場として「大人の林間楽校」を開催するなど、企業の森の取り組みを販促や顧客との関係づくりにも役立てています。また「大人の林間楽校」には、地元の山の先生を招くなど地域との交流の場にもなっています。
 このように森づくりをきっかけとして、企業と地域が交流を重ねることで、そこからまた新しいアクションが生まれ発展していく事例が増えてきています。



企業の皆様へ

地域もよろこぶ森づくりへ

企業と地域の関係という点で、ネイチャーズ・ウェイと糠地生産森林組合の場合は、企業と自治体間の契約ではなく、企業と森林所有者がダイレクトにつながった珍しいケースです。里親契約が始まって2年目ですが、こうした関係を地域の方々が本当に喜んでおり、県としても今後のモデルケースとしてサポートしていきたいと考えています。
 ネイチャーズ・ウェイと糠地生産森林組合のケースに限らず、「森林整備にとどまらないで、地域が喜ぶようなことをしたい」という森林(もり)の里親企業が増えてきています。こうした企業のニーズに応えていくことは、そのまま地域振興にもつながっていくはずです。
 森づくりをきっかけにして、企業と地域が多面的に交流し、地域まるごとと企業が組むような横断的な関係に発展していくように。企業も、地域も、よろこぶ森づくりを、県としてもサポートしていきたいと考えています。



制度概要平成22年1月31日現在
制度の名称:
 「森林(もり)の里親促進事業」
制度導入年:平成15年
対象森林:
 県有林、市町村有林、私有林
契約年数:特に定めない
協定締結状況:40社44箇所
評価制度の概要:
 ○CO2吸収量の認証
第三者機関による評価、
県知事による認証
その他支援概要:
 社員研修等の企画立案、宿泊施設・
 指導者等の紹介斡旋等。
 県職員(林業普及指導員)による
 サポート
実施体制・枠組み

お問い合わせ先
長野県林務部信州の木振興課
住所:〒380-8570 長野県長野市大字南長野字幅下692-2
TEL:026-235-7262
FAX:026-235-7364
E-mail:ringyo@pref.nagano.jp
ホームページ:http://www.pref.nagano.jp/rinmu/ringyou/kashokai.htm

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