
地域と森林の特色日本の森林の1/4を占める北海道の森雄大な北の大地、北海道。その面積は、小さい方から22都府県分の面積の合計にも相当します。世界遺産の知床をはじめとするダイナミックな原生自然、自給率200%を誇る豊富で新鮮な食を産み出す人々の営みなど、国内外に誇るべき豊かな資源に恵まれています。 ![]() 函館に程近い「大沼国定公園」 北海道の森林を適切に管理していくことは、地球温暖化対策や生物多様性の保全など、地球規模の環境問題に対する国際貢献において、非常に重要な意味を持ちます。このため各地で「SGEC」や「FSC」などの森林認証が積極的に取得され、持続可能な森林経営を通じた森林の保全、循環型社会の形成が進んでいます。また、網走西部流域では国有林や道有林を含む地域一帯の取組として認証を取得し、全国SGEC認証森林面積の約4割を占める、日本最大の認証森林エリアが形成されました。 地域色豊かな森林整備活動現在、北海道の人工林資源は、本格的な利用期を迎えつつあります。国際的な木材需要構造の変化などにより道産材の需要が増大する一方、これまでの木材価格低迷の影響を受けた木材産業の振興などの課題を抱えています。資源の循環利用や森林の多面的機能を十分に維持するためには、伐採後の再植林による健全な森林の育成や、間伐の促進などをはかる必要があります。すべての人々の恵みの源泉である森林の管理を社会全体で担うべく、北海道では、道民参加の森林づくりを進めています。森林ボランティア活動の場として植栽、下刈り、枝打ちなどを体験できる「みらいの森」、農耕跡地や牧野跡地に道民との協働で植栽を行い、森林を再生する「道民の森コラボプロジェクト」・「道民の森・神居尻地区「水源の森づくり」」など、メニューも多様です。これらのプロジェクトにも、多くの団体・企業の皆様にご協力いただいています。道内には17か所に「森づくりセンター」が設置されており、森林所有者に対する林業経営や技術指導、森林ボランティア活動の支援など、地域ごとの特性にあった細やかなサポートを行っています。 企業の森づくり北海道の森林づくりで、地球温暖化防止への貢献を!北海道では平成19年度より「ほっかいどう企業の森林づくり」に取り組んでいます。企業の皆様のご要望に応じて、地球温暖化防止や水源のかん養など、テーマに即した森林づくりの提案、植樹に伴う技術指導や、整備計画策定のアドバイスなどを行います。 ![]() オレンジ色は手の「goodサイン」と、企業(Corporation)協働(collaboration)の頭文字「C」を。上向きの樹木にかたどられた「北海道マーク」は、企業の森づくりを通じて森林の多様な機能を向上させていきたい、という思いを表わしています。 取り組みの事例● サッポロビール株式会社 有珠郡壮瞥町 H.19.10月協定締結
社員のほか、地元小学生、地元関係者の皆さん160名の参加により、胆振森づくりセンター職員の指導のもと、北海道洞爺湖サミットの会場を望む地に、10,000本のトドマツを植樹されました。植樹に先立つ地拵えの際に集められた木の枝や樹皮、根株は、(株)イワクラ(苫小牧市)の協力でパーティクルボードに加工されました。
● 北海道国際航空株式会社 エア・ドゥ絆の森
H.20.6-10月協定締結 就航10周年を記念し、新千歳、旭川、函館、女満別の4空港周辺において、社員と地域住民の皆さんとの協働による森林づくりに取り組まれます。千歳市では、地域住民と社員の皆様150人が植樹に参加。千歳市森林組合の協力により10,000本の苗木が植えられました。常緑のトドマツと、黄葉の美しいカラマツ。数十年後には、森林が織りなす「AIR DO」のロゴを、飛行機から楽しめる予定です。
![]() 「北海道日立グループの森」では、 青空の下、220名の社員とご家族が植樹に参加されました (写真:日立製作所北海道支社提供) 企業の皆様へ「企業の森林」の候補地には平地や傾斜が緩やかな山林が多く、林業やアウトドアの経験がない女性や子どもたちでも楽しく活動にご参加いただけます。また、森林づくりにとどまらず、知床をはじめとする自然ガイドツアー、農業・漁業・酪農などの体験、森林療法やアロマテラピーなど、五感をフルに活かした環境教育プログラムが提供可能です。北海道には「何でもアレンジできる」豊かな自然と人の営みがあります。空港近くの候補地も数多くありますので、ぜひ多くの企業の皆様に北海道にお越しいただき、広大な空の下での森づくり、そして観光ツアーではわからない「本当の北海道」を体験しにいらしてください。
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