
地域と森林の特色日本の四季の縮図・広島県南には穏やかな瀬戸内海、北にはなだらかな中国山地を抱いている広島県。山と海を抱いたその自然が見せる変化や産物が多様で豊かであることから、「日本の縮図」ともいわれます。 みんなで支える「ひろしまの森づくり」広島県の森林面積は、県土の72%にあたる約61万haで、民有林が92%を占めています。この豊富な森林資源から古くより製塩業やたたら製鉄の燃料など様々な恵みを受け、多様な文化を育んできました。しかし、木材価格の低迷による林業生産活動の停滞や農山村の過疎化、ライフスタイルの変化などから、次第に人と森林の関わりが薄れ、間伐されない人工林や、放置された天然林が増加しています。このまま手入れ不足の森林を放置すると、災害が多発するなど、その回復には膨大な時間と経費がかかります。 ![]() 原爆ドーム(世界遺産) このため、広島県では、公益的機能の低下した森林の再生を図るため、平成19年から「ひろしまの森づくり事業」(ひろしまの森づくり県民税)をスタートし、県民や企業など県民全体で森林を守り育てる取組みが行われています。 「ひろしまの森林づくりフォーラム」の設立近年の環境意識の高まりから、地球温暖化防止や水源かん養、県土保全など、森林の持つ公益的機能の重要性があらためて評価されています。広島県では多様な主体による森づくりには、企業や団体、行政の連携と協力が欠かせないことから、平成18年に森づくりや環境貢献を実施している企業や団体を中心に「ひろしまの森林づくりフォーラム」が設立され、企業の森づくり活動を進めています。 企業の森づくり共に活動する場をつくる 〜協働からはじまる森づくり〜「ひろしまの森林づくりフォーラム」は、企業と森林ボランティア団体が連携を図ることが、森づくりの発展のためには必要なことと考え、森づくりに関わっていただく方々のネットワークづくりに取組んでいます。 ![]() フォーラム企業の森づくり活動 ![]() フォーラム企業の森づくり活動 取り組みの事例● コカ・コーラウエスト(株)の取組み
広島県三原市にあるコカ・コーラウエストプロダクツ本郷工場の従業員ら約70人が、11月7日(土)に三原市本郷町北方の「ひろしまさわやか自然の森」において、ボランティア活動を行いました。この活動は、平成20年10月にコカ・コーラウエスト㈱が広島県及び三原市と締結した森林保全・管理協定に基づくもので、初めての活動でした。
当日は、コカ・コーラウエストプロダクツ本郷工場長や広島県森林保全課長、三原市農林水産課長、尾三地方森林組合長らによる看板の除幕式や記念植樹を行いました。その後、昼食を挟んで参加者全員による枝打ちのボランティア活動を行い、充実した一日を過しました。同社としては、中国地方では2箇所目の活動場所であり、水と関係の深い企業として水資源を守る森林保全に取組むこととしています。 ![]() ![]() 企業の皆様へ 「ひろしまの森林づくりフォーラム」では、企業ごとに異なる条件やご希望をお伺いし、地域や森林にとって喜ばしいマッチングとなるようにコーディネートも行っています。また、広島県の独自課税の「ひろしまの森づくり事業」の普及啓発事業を受託し、イベントやシンポジウム等の開催や市町における企業の森づくり活動への支援も行っています。
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