
地域と森林の特色南北の生物が出合う半島日本列島のほぼ中央に位置する房総半島・千葉県は、三方を海に囲まれ、東京湾の干潟にはじまり、外房の岩礁、九十九里の砂浜まで、変化にとんだ長い海岸を有する半島です。北には利根川、江戸川を控え、北部の台地には樹枝状に入り組む複雑な谷津地形が、南の房総丘陵には深い渓谷も見られます。房総沖では、暖流の黒潮と寒流の親潮が出合い、千葉県の温暖な気候と穏やかな自然環境を育んでいます。
千葉県の里山千葉県の森林の特徴はそのほとんどが「里山」であり、人々が手をかけ恵みを享受することで保たれてきた自然環境であることにあります。元々は、人里近くの薪や炭を得る農用林を里山と呼んでいましたが、現在では、農用林のほか田畑や川沼、草地を含む自然環境が里山と呼ばれています。春の七草、秋の七草をはじめ、千葉県に多い谷津田では、ドジョウ、タニシ、サンショウウオほか多くの昆虫も生息し、水田と雑木林はコウノトリの生息も育み、その動植物の豊かさは人々の生活と生業を支える資源であり、里山はその景観の美しさもさることながら、自然と人の暮らしが一体となった循環の仕組みの象徴でもありました。 企業の森づくり「千葉県法人の森制度」および「企業参加による ちばの里山づくり(里山活動協定の知事による認定制度)」がスタートしかし戦後の高度成長に伴う都市化の進展やライフスタイルの変容により、里山の利用活用が停滞し、荒廃が始まっています。そこで千葉県では、平成15年に全国初の制定となった「千葉県里山条例」により、県民参加の森づくりの推進をかかげ、企業・団体の皆様とも恊働で森づくり、里山整備を進めています。 取り組みの事例● 株式会社千葉銀行「ちばぎんの森」(富津市)
創立60周年記念事業の一環として、平成15年から富津市の鬼泪山県有林を「ちばぎんの森」と命名し、植栽・下刈などの森林整備活動を行っています。
平成20年には、千葉県との協定期間を5年間延長し現在も、活動しています。今後も地域環境に貢献する取り組みとして継続的に続けていきたいと考えています。
● 社団法人千葉県トラック協会「トラックの森」(君津市)
社団法人千葉県トラック協会では、地球温暖化防止等の社会的責任果たしていくことを目的に、平成17年に君津市の奥米県有林で、千葉県と里山協定を締結し「トラックの森」を創設しました。
毎年、「トラックの森」づくり植樹式を開催し、会員事業者と公募した一般参加者の皆様とともに、植栽活動を行っております。 ![]() 企業の皆様へ首都圏に位置し、至便なロケーションにある当県では、社会貢献活動などの一環として森林・里山づくりを行う企業等を支援するため、「千葉県法人の森制度」及び「里山活動協定の知事による認定制度」により森林整備を実施又は支援する企業等を対象とし、森林が吸収するCO2量を知事が評価・認証する「美しいちばの森林づくり森林整備によるCO2吸収量認証制度」を平成21年8月に創設しました。これにより森林整備に参加される企業等の社会貢献活動の数値化や広報活動への活用が容易になります。
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