地域と森林の特色![]() ブナ林と森吉山麓に棲むクマゲラ 秋田の自然が育んだ人の温もりと「美」世界遺産「白神山地」をはじめとした豊かな自然と、四季折々の美しい景色。大自然に抱かれて県内各地に湧いている良質な温泉と、海と川の美しい水。米どころでもある秋田は、地酒も豊富。秋田美酒としてみなさんに愛されています。美しい自然資源だけではありません。小野小町をはじめとする秋田美人や、素朴で温厚な人柄という美徳も、秋田の誇る「美」のひとつといえるかもしれません。 秋田のグリーンツーリズムと農山村の元気ムラづくり秋田の豊かな自然、美しい風景、ゆとりある生活などの「宝物」に触れ、地域に暮らす人々と体験を共有し、交流を通じて元気になっていただきたい。さらに、秋田を第二のふるさとと思っていただけるよう、県では農林漁家民宿の開業を支援するなど、市町村と連携してグリーンツーリズムを推進しています。乳頭温泉郷としても名高い田沢湖地区や西木地区では、教育旅行の民泊受入れを行ってきた農家が農家民宿として一斉に開業するなど、地域が一体となって訪れる皆さんを受け入れる気運が高まっています。また、「秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会」では、県内の農林漁家や団体と連携して、地域の自然や食、地域住民との交流などを活かしたおもてなしの実現をめざしています。 秋田の森林の多様性と豊かさ秋田の森林は多様な表情を見せてくれます。森吉山のブナ林は、特別天然記念物のクマゲラの数少ない生息地(南限)です。また全国有数の規模を誇る海岸のクロマツ林も日本海沿いの景観を彩ります。日本三大美林と言われる天然秋田スギは、曲げわっぱなどの生活工芸品も生み出してきました。秋田の暮らしを彩ってきた木工文化は、日本の森林の豊かさと、人との共生からつながってきたものです。県の木材産業は、製造品出荷額では6%弱を占めている重要な地場産業です。民有林の豊富なスギ資源を活用する産業の育成も、重要になっています。 企業の森づくり県が森づくりを総合的にコーディネート● 水と緑の条例に基づく森林づくり
秋田での森づくりは、平成15年3月に制定した「秋田県ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する条例」(愛称「水と緑の条例」)に基づき実施されます。条例の下の「秋田県水と緑の基本計画」において、秋田の自然条件に合った在来樹種・ブナ、ミズナラ、スギ等からなる、生態系が安定した森林づくりを進めるよう定めています。また、野生生物の生息環境の保全・回復のため、「緑の回廊」という森林の連続性の確保にも配慮しています。
● 森づくりへ多様な主体が参加
さらに、森づくりへの県民参画を推進し、住民、NPOや企業など、多様な主体による森づくり活動の推進をはかります。県では企業と森林所有者をはじめ、さまざまな視点から活動の充実にむけてマッチングを行い、企業による森づくりを進めています。
![]() ● 企業の森づくりの成果を数値化
企業による水と緑の森づくりでは、活動の成果を数値化して見えやすくするために、協定の活動期間に応じて、県がCO2吸収量の評価と認証を行い、認定書を発行しています。
例)ブナなどの広葉樹の植栽 = 10年間で1ha当たりおおよそ6t- CO2 スギ人工林の間伐 = 1年間でおおよそ10t- CO2 取り組みの事例![]() ● (社)秋田県トラック協会
平成21年10月に協定を締結し、由利本荘市で「西由利原トラックの森」の造成に取り組んでいます。
会員や家族、地元市民が、一緒になって植栽を実施しました。今後は下刈などの森林整備活動を行います。県は、候補地探しや植栽樹種の選定、苗木の確保などのコーディネートを、由利本荘市は円滑な実施のための協力を、地元の森林組合は植樹の指導を行うなど森づくりをサポートしました。苗木には、現地に合ったブナなど広葉樹7種類を用いています。 企業の皆様へ秋田県は、千葉大学による平成21年の調査で、全国No.1の「サステイナブル・ゾーン」として、食料・自然エネルギー自給率の高さと、エネルギー需給のバランスが実証されました。ぜひ、この「トップ・オブ・ザ・田舎」に触れながら、人と自然の共生を体感していただければと思います。水と緑の森づくりへのご参画をお待ちしております。
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