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最大級で最上級のしあわせ
フェリシモは、全国約170万世帯の生活者に向けてカタログやウェブサイトによるダイレクトマーケティング事業を展開している。オリジナル商品を中心に年間約3 万デザインの商品を取り扱い、『haco.(ハコ)』 『kraso(クラソ)』などのメインカタログは、全国書店およびコンビニエンスストアで販売されている。
社名「フェリシモ(FELISSIMO)」とは、ラテン語を語源とする至福を示す言葉「FELICITY」と、強調を表す接尾語である「SSIMO」を融合させて創り出した新しい言葉で「最大級で最上級のしあわせ」を意味している。
フェリシモのカタログ。
全国主要書店でも発売しているこれはフェリシモの企業理念「しあわせ社会学の確立と実践」を表している。
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「フェリシモの森基金」発足
フェリシモは、1987年より、企業理念の具現化をめざした新たな取り組みを始めた。そのひとつが1990年の「ウォールデンクラブ」と「フェリシモの森基金」の誕生である。「ウォールデンクラブ」は緑とともに暮らす生活を提案したオリジナル生活雑貨を集めたブランドで、掲載商品の価格の1% を国土緑化推進機構の「緑と水の森林基金」に寄付するというものだ。
また、そのブランドの象徴企画として、毎月1口100円で他の商品と同じように申し込むことができる森づくりの基金「フェリシモの森基金」をスタートさせた。
当時、生活者が気軽に参加できる寄付や募金などは少なく、買い物感覚で、また、缶ジュース1 本分の手軽さで申し込めると、お客さまから高い評価を受けた。
フェリシモは独自のコレクションシステムという、毎月の継続した買い物が前提となっており、「フェリシモの森基金」もそうした販売システムにのり、継続してお申し込みいただくお客さまが多い。その後「ウォールデンクラブ」ブランドは縮小し、昨年をもって終了したが、「フェリシモの森基金」は現在もフェリシモの社会文化活動の顔として継続しており、1990年のスタート以来、これまでに3億円を超える基金が寄せられ、国内外で森づくりを進めている。
カタログ『kraso(クラソ)』で紹介した
フェリシモの森基金のページ
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森づくりの具体事例紹介
(1)国内外34 カ所に誕生……フェリシモの森
お客さまからお寄せいただいた「フェリシモの森基金」は、各地で進める森づくりに役立てており、現在、海外5カ所、国内29カ所で展開している。国内での森づくりは、国土緑化推進機構の仲介のもと、自治体との取り組み事例が多い。
2007年秋には、富山県砺波市に国内で28 カ所目となるフェリシモの森が誕生した。植樹した地域は2004年10月の台風で倒木の被害を受けた1.5haの市有林である。針葉樹と広葉樹を取り入れた混交林の自然の森づくりを目指して、スギ、エドヒガンザクラ、エゴノキなど計2,500本が植えられた。なお、当日は市民参加の植樹祭が行われ、市内の小学校の緑の少年団や一般市民、約150名に参加していただいた。
■国内外に広がるフェリシモの森

第1回 フランス マルスネー村
(1992年)
第2回 長野県長野市(1992年)
第3回 岡山県津山市(1993年)
第4回 岩手県宮古市(1995年)
第5回 奈良県吉野町(1995年)
第6回 熊本県南関町(1996年)
第7回 福島県南相馬市(1996年)
第8回 エルサルバドル(1996年)
第9回 兵庫県養父市(1996年)
第10回 高知県津野町、四万十市
(1996年)
第11回 インド(1997年~)
第12回 北海道北見市(1997年)
第13回 山口県山陽小野田市
(1998年)
第14回 宮崎県諸塚村(1998年)
第15回 長崎県島原市(2000年)
第16回 東京都日の出町(2000年)
第17回 三重県松阪市(2000年)
第18回 大分県竹田市(2001年)
第19回 香川県豊島(2001年)
第20回 宮崎県都農町(2002年)
第21回 島根県吉賀町(2002年)
第22回 愛知県岡崎市(2002年)
第23回 群馬県水上町(2003年)
第24回 青森県白神山地(2004年)
第25回 長野県黒姫(2004~06年)
第26回 岐阜県美濃加茂市(2004年)
第27回 鹿児島県志布志市(2004年)
第28回 兵庫県神戸市(2005年)
第29回 三重県熊野市(2006年)
第30回 インド 西ベンガル州
スンダルバン地区(2006年~)
第31回 ロシア共和国 沿海州
カンザスキー県(2006年~)
第32回 栃木県日光市
(2007~09年)
第33回 富山県砺波市(2007年)
第34回 石川県輪島市(2007年)
第3回 岡山県津山市(1993年)
第7回 福島県南相馬市(1996年)
第25回 長野県黒姫(2004~06年)
第27回 鹿児島県志布志市(2004年)
第29回 三重県熊野市(2006年)
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(2)野生の象たちが戻ってきた……インドでの植林活動
砂漠化・荒廃が進むインドでは、コルカタに本部を置く現地NGO タゴール協会とともに、ジャルカント州、オリッサ州、西ベンガル州にわたっての植林活動を進めている。
1997年にはフェリシモの森基金によって、1,660.9haの土地に約307万本を植林した。また、フェリシモの森基金だけでなく、お客さまのお買い物ポイントによる社会貢献コースとして、1999年から2004年にかけて、約613万本を植林している。さらに2004年より、再びフェリシモの森基金を通じて継続的に植林を進めている。それらを合わせると、これまでに約1,600万本の植林を実現してきたことになる。
植林前のジャルバグダ村。
荒廃した丘が広がっている
2006年夏のジャルバグダ村。
すっかり緑を取り戻した
タゴール協会では、まず、植林する村単位での環境教育を行うことから始める。さらには、地域にあわせた植林を行うだけでなく、苗床を設置したり、植林地区の保護・管理を行うなどにより、現地での雇用の創出まで視野に入れ、植林を通じた農村開発を行っている。なお、植栽はアカシア系の樹木のほか、マンゴー、カシューナッツ、マングローブなど、土地の状態や地域、目的により異なる。
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2006年秋、ジャルカント州のジャルバグダ村から嬉しいニュースが届いた。植林した地域に、18頭の野生の象たちが現れたというのである。この村は植林を始めた2000年当時は木々がなく、すっかり荒廃した丘が広がるばかりであったが、現在では青々とした緑を取り戻している。
現れた象たちは、はるか50kmも離れた保護区から自ら移動してきたのだろうと言われている。
野生の象が現れたことは、ジャルバグダ村の人たちに勇気を与えた
(3)2005年度より環境教育を支援……ウォールデンクラブ
2005年度より、「ウォールデンクラブ」の1%の基金を通じて、国土緑化推進機構が進める「実践こども森林ひろば」事業を支援している。これは、森林環境教育活動を指導するボランティア団体の活動経費を支援し、実際に学校で出前講座を行ったり、自然観察や植樹、下刈り体験を子供たちに指導する機会をつくりだすもので、2005年度、2006年度あわせて全国の40の学校で事業を実施した。
「実践こども森林ひろば」事業を支援
(長野市鬼無里小学校)
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環境に配慮したカタログづくりへ ラオスでの植林事業に参画
フェリシモは、環境にできるだけ負荷をかけないカタログづくりを目指している。使用する紙は、天然林の無秩序な伐採を防ぐため、調達元の明確な植林木パルプを中心に、間伐材や里山林、廃材など環境保全に配慮した原材料からできたパルプを選択して使用している。
また、適正に管理された持続可能な原材料の調達構造の構築を行うことが天然林の消失や違法伐採を防止することにつながると考え、2006年よりラオスでの植林事業に参画している。現地は産業が少ないため雇用の機会も少なく、人々は生活のために慣習的な焼畑や伐採を行ってきた。この植林事業による雇用増加や森林管理の技術指導によって、焼畑や生活伐採による天然林の減少抑止が期待されている。また、この植林事業では植林活動のほか、井戸や道路の建設、学校や寺院への建設資材提供、地元住民の健康診断など、幅広い社会貢献事業を展開している。
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お客さまとともにフェリシモの社会文化活動
フェリシモは、単に良い商品を案内することや、より高次のサービスを提供するだけではなく、事業活動を通じて、しあわせな社会を創造することを目指している。同時にそれは、生活者一人ひとりがしあわせ共創の担い手となることでもある。
「フェリシモの森基金」に続き、1991年には環境教育絵本『げんきなちきゅうをつくる絵本』シリーズを発刊。親子で楽しみながら環境問題を考えられるよう絵本形式でやさしく解説したほか、子供たちが行動に起せるような付録もつけている。
また現在、商品開発に際して、すべての過程において環境影響が低減されることを目指し、「ネガティブチェックリスト」と、より環境を考えた商品を開発するための「商品基準」を設けている。
さらに1993年には1 口100円で地球に暮らす人々を応援する「フェリシモ地球村の基金」を開始し、同時にフェアトレード商品の取り扱いも始めた。1995年の阪神・淡路大震災の時は、お客さまから「フェリシモを通じて被災地復興を応援したい」と多くの提案を寄せていただき、1 口100円の「毎月100円義援金」を設置。6年間で4億円を超える義援金が集まった。このほか、商品に社会的な活動を支援する基金付き商品も多数生まれた。
げんきな地球をつくる絵本シリーズ現在では、年間5,000万円を超える基金がお客さまから集まり、環境問題をはじめ、戦争や貧困、健康などの社会的課題解決のために各活動へ寄付されている。
フェリシモでは、お客さまをはじめ、関係するすべての人々と「ともにしあわせになるしあわせ」を社会文化活動の基本としている。一人ひとりのやさしい気持ちを集めて、大きな力となる。それは時を経て、さらにたくさんの人々の想いと重なり、しあわせな社会につながっていくと考えている。
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お問い合わせ
株式会社フェリシモ フェリシモ基金事務局
TEL:078-325-5700
URL:http://www.felissimo.co.jp/
※問い合わせはWEB 画面より受け付けております。
