ダイドードリンコ株式会社~地球への想い、人との絆がつくる“共に生きる”未来へ。~緑の募金がきっかけ!!ダイドードリンコの森林整備活動~
朝日村村長、県職員との集合写真

ひとつしかない地球のために

 長い時間をかけて、たくさんのいのちを育んできた地球。その地球がいま、地球温暖化をはじめとする数々の環境問題を抱えている。ダイドードリンコは、かけがえのない地球のために「私たちになにができるのか」を常に考え、行動している。
 ダイドードリンコは、清涼飲料水の販売を通じて「自然」「社会」「人」と身近なところで共存している企業である。2005年に掲げた経営計画「Challenge 2010」では、「お客様とともに歩む企業」をスローガンに、自然と共生し、社会と人に貢献していくための環境への取り組みにも重点をおいて、プランを実行に移している。
 弊社がお客さまにお届けしている“本物のおいしさ”は、地球の恵まれた資源あってのものだ。地球環境の早急な改善が求められるいま、良き企業市民として社会的責任を果たすため、企業活動のあらゆる面で環境への負荷を減らしていかなければならない。
 ダイドードリンコでは、大きく3 つに分けて環境保全活動に取り組んでいる。

●商品アクション

 製造からリサイクルまで、容器をはじめとする環境負荷の少ない商品づくりをメーカーとともに推進している。具体的には「環境配慮型スチール缶の100% 採用」「容器を軽量化し、資源の使用量を削減」「すべての容器に種類別リサイクルマークの表示でリサイクルを推進」「自販機使用済みサンプルのリサイクル」など。

●自動販売機アクション

 自販機の省エネ化、省資源化などメーカーと協力して環境負荷削減に努めている。「ノンフロン冷媒・白色LED 搭載・ヒートポンプ方式採用」などが最近の省エネ機能である。また、清涼飲料業界では初めて「グリーン電力証書システム」に参加している。さらに自販機管理センターを全国3 カ所に設立し、自販機のリユースを推進すると共に廃棄自販機の100%適正処理を行っている。

●ワークスタイルアクション

 社員一人ひとりが環境への意識を持ち、“身近なところから自主的に”をモットーに継続して様々なエコ活動を行っている。また、「チーム・マイナス6%への参加」、独自に実施の「DyDoエコプラン」の推進に努めている。

自動販売機から緑の募金へ

 弊社の扱う商品には、森林から供給された、きれいな水が必要だ。また、自動販売機には二酸化炭素を排出してつくられた電力が必要となる。
 「二酸化炭素を吸収し、きれいな水を供給してくれる森林に少しでもお返ししたい」。そんな思いから、自動販売機の収益の一部を「緑の募金」に寄付をするシステムを考案し、(社)国土緑化推進機構の承認をいただき「緑の募金自販機」のシステムが誕生した。2002年から設置を開始し、2008年3月20日時点で全国で3,125台が普及している。商品の販売・購入を通じて、誰でも地球環境を救う森林づくりに参加できるシステムが、自販機のロケーションオーナー様に評価・共感をいただき、現在も増え続けている。
 お客様一人ひとりの地球環境を救う思いが山となり、たくさんの「ありがとう」をいただいている。農林水産省・林野庁をはじめ、(財)長野県緑の基金・(社)愛知県緑化推進委員会・(財)大阪みどりのトラスト協会・(財)石川県緑化推進委員会・(財)かながわトラストみどり財団などから感謝状を頂戴している。

■緑の募金フローチャート

緑の募金自販機

ダイドードリンコプライムの森

 「緑の募金自販機」活動が順調に普及するにつれ、今まで気づかなかった整備の遅れている森林の現状を知り、募金自販機活動だけでなく実際に森林整備活動の必要性を感じるようになった。その時、長野県が制定した「森林の里親制度」を知ることとなり、長野県林務部のご仲介のもと、弊社と長野県朝日村で長野県第一号となる「森林の里親契約」を2003年に締結した。マスコミ各社が集まる中、盛大な調印式も行われた。
 この森林は、あさひプライムスキー場に隣接することから、“ダイドードリンコプライムの森”と朝日村から命名していただいた。アダプトサインの登場は、企業としてさらなる支援増大と、すべての源である自然にもっと恩返しができないかと思う社員の気持ちが形になった瞬間であった。

■森林(もり)の里親促進事業の仕組み

森林整備隊が活動開始

 雪解けの2004年春、ダイドードリンコ甲信支店開発課スタッフが森林整備隊を結成し、「ダイドードリンコプライムの森を、自分たちで整備していこう」と一致団結した。しかしながら素人集団の私たちには、整備作業といっても何ができるかはわからず、長野県松本地方事務所林務課・朝日村産業振興課の方々にご指導・ご協力を仰ぎながらの手探りでのスタートとなった。貴重な営業時間を割いて行ってきたその活動は2008年現在でも続いており、整備活動はのべ35回に及んでいる。

●整備体験

 森林整備隊のモットーは、隊員みんなでの話し合いの結果、「安全第一」と決まった。下草刈り、除伐、枝打ち、間伐作業体験を行ってきたが、特に夏の下草刈りは悪戦苦闘。クマザサ等の草刈りに疲れ果てる隊員もいたが、作業終了後は整備された風景を眺め、達成感と森林セラピー効果により、とても爽快な気分になった。



森林整備隊による整備体験の様子(かかり木の除去)

●整備活動が評価

 このような地道な整備活動を継続して行っていることが評価され、2006年、長野県よりダイドードリンコ甲信支店が「長野県ふるさとの森林づくり賞表彰式」において「森林づくり推進の部・長野県林業改良普及協会長賞」を受賞した。また同年、たくさんのスキー客で賑う、あさひプライムスキー場のソリ大会イベント時に、朝日村村長より整備活動推進に対する労いの言葉と感謝状をいただいた。

長野県ふるさとの森林づくり賞表彰式典で表彰状を受け取る、弊社甲信支店、飯野支店長


●地域の方々と交流(プランターづくり)

 森林整備活動だけではなく、地域の皆様との交流会として、間伐材を利用したプランターづくりを合同作業にて行った。材料には、森林整備隊の作業として事前に「ダイドードリンコプライムの森」から搬出したヒノキ間伐材を用いた。
 当日は弊社社員と家族、朝日村の方々、長野県林務部の方々、朝日村と交流のある一ツ橋大学の学生さんも参加され、和やかな雰囲気の中、作業を行った。出来上がったプランターは家族で持ち帰り、一部は朝日村の各施設・朝日村商工会女性部に寄贈し、現在も使用していただいている。昼食の懇親バーベキューも、大いに盛り上がった。

交流会(プランターづくり)での記念写真


●地域の方々と交流(駒打ち体験)

 森林整備をはじめて5年目の2008年、「ダイドードリンコプライムの森」から搬出した間伐材で、朝日小学校の児童(緑委員会の皆さん)と一緒に、シイタケの駒打ち作業を行った。
 私たちにとって、また児童の皆さんにとっても、いずれ大きなシイタケがたくさん収穫できることを願いながら、自然の恵みを考えた一日となったと思う。

朝日小学校緑委員会の児童とシイタケの駒打ち体験


●地域への貢献活動

 プライムの森から搬出した間伐材の有効活用として、長野県よりお借りした移動式粉砕機(チッパー)を使って、朝日村の施設(マレットゴルフ場・ラベンダー園・遊歩道)にまき、地域整備にも貢献している。


●社内の環境研修会にも活用

 森林整備隊以外の社員も、環境研修の一環として整備体験を行っている。
 新入社員の一生懸命な作業活動の姿勢から、この整備体験が環境意識の向上に繋がるものと確信している。

新入社員研修会での森林整備体験の様子

今後に向けて

 緑の募金がきっかけで始まった森林支援活動は、さらなる広がりをみせており、長野県信濃町で「ダイドードリンコカロンラーン森」、山梨県で「ダイドードリンコ甲斐甘利の森」、埼玉県で「ダイドーの森」など、全国各地で森林整備と環境保全活動を目的とした取り組みに積極的に参加している。支援活動を通して様々な人との出会い、地域との交流も生まれ、「森林と人とのいい関係」が始まっていると思う。
「ダイドードリンコプライムの森」のアダプトサイン
 森林のもたらす恵みは多種多様だが、とりわけ私たちの目指す“本物のおいしさ”をお届けするには“きれいな水”が不可欠である。「地球のため」「次世代を担う子供たちの未来のため」にも、森林整備活動と緑の募金自販機普及をCSR 活動の一環として継続していきたい。

お問い合わせ

ダイドードリンコ株式会社 営業統轄部 甲信支店開発課 倉谷 学
TEL:0263-82-7123
E-MAIL:manabu-kuratani@dydo.co.jp
URL:http://www.dydo.co.jp